こだわり

金子半之助とは天丼へのこだわり
江戸前を再現

金子半之助とは江戸前の天丼と天ぷらを気軽に

金子半之助は浅草生まれの実在の人物で、「日本の文化は食にあり」と、誰よりも和食を愛し続けけた和食界の重鎮です。金子半之助は戦前に庶民が愛した江戸前の天丼を後世に残すため、多くの若い世代の職人へ、その技術を教え続けてきたといいます。その想いを孫にあたる金子真也が引き継ぎ、創業したのが「日本橋 天丼 金子半之助」です。

門外不出の閻魔帳秘伝 江戸前の丼たれ

金子半之助の孫にあたる金子真也が受け継いだ閻魔帳(レシピ帳)には、門外不出の『秘伝の江戸前の丼たれ』の作り方が書かれていました。控え目な甘さでさっぱりとした丼たれは、高温の胡麻油で揚げた天ぷらと、白飯に絶妙なバランスで絡み合い、最後の一口まで飽きの来ない天丼に仕上げます。

一杯の天丼に込められたものこだわりの食材に加えて

創業にあたり、秘伝の丼たれに合う天丼のタネ(食材)は何なのか試行錯誤の末にたどり着いたのが、市場(現在は豊洲)で毎朝仕入れる新鮮な穴子、海老、烏賊、半熟玉子に野菜などを合わせた、見た目も豪快で粋な江戸前天丼です。この天丼を最後まで美味しく食べていただけるよう、使用する丼鉢は保温効果を持つ底に空洞を施した有田焼の特注品を使用しています。